コイズミ照明(大阪市)は、住宅・店舗用照明器具の2022年度版総合カタログ「あかり専科 vol.41 2022-2023」の発刊に合わせて新製品約775点を発売した。
このうち、高級感のある空間に調和する新シリーズ「Revea(レーヴェア)」に42機種をラインアップ。ディテールにこだわった高い意匠性と、器具と光の品質を両立している。
シンプルなリング型の「シャンデリア」には、灯具内部の粒感を隠すためにシリコン素材を採用し、まぶしさを感じにくいフラットな「光の輪」を表現したデザインに。
3サイズ(Φ1000、Φ800、Φ600)。色温度3種類(2700K電球色、3500K温白色、5000K昼白色)。別売の専用調光器を設置することで、100~約1%まで調光が可能。「取付簡易型」と「埋込取付」の2種類の施工に対応する。税別13万8000円〜。
新建ハウジングより
ヤマテーは、大きな石をくり抜いたようなデザイン性のあるベンチプランター「COBBLE(コブル)」を8月1日に発売開始するという。
FRPと石粒をミックスした素材を使用し、自然な丸石形状に見えるようシェイプを重ね、緩やかな傾斜をつけて腰掛けられるスペースを確保した屋内外向けのプランター商品だ。
中空構造になっており、大人ふたりで容易に移動することが可能。
外寸約W100×D90×H40cm。重量約33kg。参考上代8万8000円。
新建ハウジングより
アイジー工業は6月1日に、フラットデザインが特徴的なアイジーサイディング「SP-ガルボウ」を新発売した。縦リブ形状で、屋根と壁の一体感を出すことができるデザイン性に優れた金属サイディングだ。最大8mの長尺スパンなので継ぎ目のないスタイリッシュな外観に仕上げることが可能だ。
機能面では、表面材に従来のガルバリウム鋼板にマグネシウムとシリコンを加えることで極めて高い耐久性を実現させた。製品保証は、通常のガルバリウム鋼板品は赤さび10年、穴あき10年だが、SP-ガルボウは赤さび15年、穴あき25年の長期保証を付保している。
施工性にも優れる。ガルバリウム鋼板+断熱材+アルミライナー紙の一体型で、重さも一般的な窯業系サイディングと比べて約1/3と軽量だ。これにより、一人でも短時間で施工できるという商品となっている。鋼板のみだと歪みや波打ちが発生するが、断熱材を裏打ちすることでこれらも解消している。断熱材にはポリイソシアヌレートフォームを使用し、0.42m2K/Wの断熱性能も確保している外壁材だ。
カラーバリエーションはブラック系、ブラウン系、ブルー系、ガンメタ系、ホワイト系の5色。厚25×幅334(働き幅300)×長4000mm。設計価格2万9100円/坪(税別)。
アイジーサイディングは、昨秋以降の焼付けフッ素樹脂塗装の世界的な供給不足により、フッ素樹脂塗装鋼板の供給量が半分に激減するという事態に陥ったことから欠品を起こした。同社は供給が不安定なフッ素樹脂塗装からポリエステル樹脂塗装に変えることで、全社を挙げて商品の安定供給を図っている。今回、一部を除き全面的にポリエステル樹脂塗装への移行が完了しているという。新製品のSP-ガルボウもポリエステル樹脂塗装。フッ素樹脂塗装と品質的にほぼ同等という。
6月1日、都内で新商品発表会を行った高光克典社長は、初年度18万坪と掲げた販売目標について、「新商品としては極めて高い目標だが、必ず達成してヒット商品に育てたい」と意気込みを語っている。
新建ハウジングより
ニッシンイクス(山口県周南市)は、貼るだけでコンクリート打ちっぱなしの壁を表現できる内装用不燃化粧パネル「INORGA(イノルガ)」を6月8日に発売する。
コンクリート同様の成分・製法を採用しながら、乾式工法で施工性・加工性を高めた内装用仕上げ材で、厚さは4mm、割り付けがしやすい大判の2サイズ(600×600、450×900)をラインアップした。
軽量(約10kg/平米)で、現場での切断加工もタイルやブロックよりも容易だという。
新建ハウジングより
大建工業は、基材にダイライトを使用した内装用不燃ルーバー「グラビオルーバー」シリーズに、金属工事や軽天工事に適した2種類の施工方法を追加して6月21日に発売を開始するという。
グラビオルーバーは、ロックウールやシラス(火山性ガラス質材料)を原料にした独自素材「ダイライト」を基材に使うことで、軽量でありながら優れた防火性と加工性を発揮する不燃ルーバーだという。幅・高さともに1mm単位でのオーダーが可能で、30~150mmのサイズに対応している。色柄も豊富で、天然木突板仕上げの「グラビオルーバーUS」8樹種、木目シート仕上げの「グラビオルーバーUB」40柄を揃えている。
これまで施工方法は、中芯部材を鋼製下地にビス固定→ルーバー本体を中芯部材に接着剤・ネイル固定→小口キャップを接着する「直付式」のみだったが、新たに「ボルト固定式」と「クリップ固定式」を追加した。
ボルト固定式は、吊ボルトにハンガー・ストリンガーを設置→ルーバー本体を挿入しておいたM6ボルトでストリンガーに固定する。クリップ固定式は、吊ボルトにハンガー・野縁受けを設置→ルーバー本体をクリップとビスで野縁受けに固定する。どちらも縦継ぎしない場合は小口キャップを接着するという。
新建ハウジングより
セブン工業(岐阜県美濃加茂市)は、岐阜県産材のアベマキとスギを利用したカウンター「アベマキカウンター」を開発した。
アベマキは、同社のある美濃加茂市の里山に多く自生するブナ科コナラ属の広葉樹で、かつては薪などに使われていたものの近年は需要が減少している。硬い、重い、寸法安定性が高くない、小径、欠点や虫食いが多いなど良材の確保が難しく、建材や木工品としての利用が難しいとされてきた。
そこで同社では、アベマキの良材部分を集成材にして突き板に加工し、県産のスギ集成材の表面に県産のアベマキの突き板を張り合わせることで、県産材利用と傷つきにくさを両立する木製カウンターとして製品化した。
新建ハウジングより
大建工業から、組み合わせ自由なクローク収納内部ユニット「FiTIO(フィティオ)」を6月21日に発売を開始するという。
しまうモノやスペースに応じて棚の高さや奥行を選択し、ハンガーパイプや引き出し等を自由に組み合わせることが可能な収納ユニット。クローゼットやパントリー、シューズインクローゼットなど用途別のおすすめセットプランや、キャンプ用品や釣具のような長物を土間にしまえる「アウトドア用品収納プラン」、押入れの奥行を活用して使い勝手を向上する「押入れリフォームプラン」などを多数ラインナップした。
クローゼットやパントリー向けの「側面棚柱タイプ」と、シューズインクローゼット向けの「背面棚柱タイプ」の2タイプを用意。
側面棚柱タイプは、棚柱を側面の壁やセンターパネル・エンドパネルに設置して、棚を横から支える。穴開けできない壁や下地のない部分にも施工できる「オンボード工法」にも対応するため、リフォームやマンションにも適しているという。
もう1つの背面棚柱タイプは、背面の壁に設置した棚柱とブラケットを使って棚板を支える。奥行の深い棚板をデスクとして使用することも可能だ。
新建ハウジングより
タカショーと子会社タカショーデジテックは、共通光源を採用しメンテナンス性を高めたグランドライト「AlteK(オルテック)」とスポットライト「LumeK(ルーメック)」の各シリーズを5月27日に販売を開始するという。
屋外ライティングにおいて使用頻度の高いグランドライト、スポットライト、ポールライト(既発売の「エバーアートポールライト」)の3アイテムをあたたかみのある色温度2700KのLEDに統一した。
今回は、グランドライトとスポットライトのどちらにも使用できる共通光源としてLEDモジュールを新開発し、灯具から取り外して交換できる構造にすることでメンテナンス性を向上させた。さらに、配光角の異なるモジュールに差し替えることも可能だという。
新建ハウジングより
LIXIL(東京都江東区)は6月1日に、ほとんどの既設トイレの取り替えに対応する住宅用トイレ「アメージュ便器」を発売する。
リフォーム向けシリーズ「アメージュ便器 リトイレ」をラインアップ。これまでのリフォーム現場では、既設トイレを外すまで配管の接続状態がわからず、部材不足で作業が遅れるケースがあったが、こうした課題を解消する手立てとして新商品では床排水リフォームに必要な部材を同梱し、同梱部材だけで排水芯120mm、200~580mmに対応し、ほとんどの配管位置に設置することができる。
また、手洗い鉢の吐水口・バックガードの高さを上げて手を差し込みやすくしたり、便鉢内のフチ裏部分をなくしたフチレス形状、足元をスリム化したフォルムを採用するなどトイレの使いやすさや清掃性にも配慮した作りになっている。
オプションとして、同日発売の「シャワートイレシートタイプKAシリーズ」と組み合わせることで、手を触れずに便器洗浄ができるセットも用意する。
希望小売価格9万2000~10万8000円(床排水の一般地仕様[リトイレ、床上排水、寒冷地仕様除く]、便座なしセット価格、税別)。
新建ハウジングより
大和屋からラフな木目と濃淡のある色味が特徴のアカシアを使用したヘリンボーンタイプの床材「アカシアフローリング ヘリンボーン」を発売するという。
短いピースを組み合わせ、ニシンの骨(へリンボーン)のような模様に張り上げるフローリング商品。無塗装でオーダー塗装にも対応しているという」。420×60×15mm。入数1.512平米/束。設計価格9900円(税込)。
新建ハウジングより