住宅金融支援機構が12月1日に発表を行った、各金融機関の長期固定金利住宅ローン「フラット35」の12月分の金利は、主力の融資率9割以下・借入期間21年以上の場合で、年1.31~年2.06%だった。最低金利は前月並みと発表した。
TOTOから、洗面化粧台を手軽にカスタマイズできる「drena(ドレーナ)」が、造作洗面で人気のデザインや機能を進化させ、2月1日に発売を開始する。新しく「陶器製広ふかボウル」と「ハイネックスウィング水栓(ホース付き)」の2種が登場するという。
「陶器製広ふかボウル」は、造作洗面としても人気が高い「病院用流し」を進化させたもの。広くかつ深いボウルで、実用性とデザイン性を両立させた。
シャープで滑らかなフォルムの「ハイネックスウィング水栓(ホース付き)」は、左右に首が振れるため洗濯物の手洗いがしやすくなっている。ホースを引き出して隅々まで洗い流すことが可能で、掃除の負担を軽減する。オプションで同社のクリーン技術「きれい除菌水」が搭載可能で次亜塩素酸入りの除菌水を吹きかけることでヌメリの発生を抑制するなど、水まわりの衛生性を高めることも可能だ。
カウンターや化粧鏡などにも新たに品ぞろえを追加し、設置場所に合わせた施工で、広さを最大限に生かしたカウンターが設置可能となった。他にも木枠一面鏡(収納付き)も選択が可能だ。鏡とカウンターの間の壁に取り付けるアクセントパネルや、インテリアカウンター・扉カラーには、それぞれ新色が加わりインテリア性が向上し、カウンターや鏡、扉を家具のように木目調で統一することができる。
田島ルーフィングとボディケアカンパニーのファイテンから、ウール素材のクッションタイル「FEEL」を共同で開発を行い、田島ルーフィングから発売を開始した。
ウール80%・アクリル20%を使用した7mmのパイル層と、特殊ウレタン+アクアチタンを使った5mmのバッキング層により、心地よい歩行感を実現させた。ウールの調湿・断熱性能により夏は涼しく冬は温かく感じられ、すぐれた遮音性能を発揮するそうだ。素足で過ごすことができ、ストレッチにも適する。厚さは12mmで、サイズは600×600mm。
永大産業から、インテリア建材の最上位シリーズ「グランマジェスト」を発売を開始した。同社の主力インテリア建材「Skism(スキスム)」だが、今回、ハイエンド向けの品揃えの強化を図った。
新シリーズでは、室内ドア、シューズボックス、化粧壁材、造作材(スリム幅木)をラインアップされた。石材や金属の質感をリアルに再現した扉面材、重厚感のあるロングバーハンドル(室内ドア)、一枚板のような連続木目扉(シューズボックス)などを開発した。
室内ドアは、天然木調の「グレインエレメント」と、石・金属のような質感・触感の「ソリッドエレメント」の2種類で、小口などの細部にもこだわって製作した。
開きドアの扉厚は40mm、枠材の見付けを10.5mmと薄くすることで、枠の存在感を抑えている。
パナソニック アーキスケルトンデザインから、1階の天井高が4mの2階建ての建て物を木造で実現できる高天井対応部材を、12月15日に発売を開始すると発表した。
新たに開発した「4寸平柱」と「4寸壁パネル」、専用の接合金具「高耐力ホールダウン金具」を組み合わせることで、2階の重さを支える耐力を確保できるという。1階の天井高を倉庫や店舗向けに高くし、2階に事務所を設けるなど、これまで木造では実現が難しかった建て物が実現可能になる。
あらかじめ組み上げられた4寸壁パネルと、厚みを4寸(12cm)に統一した4寸平柱を用いることで、耐力壁の現場組みや壁下地の施工が不要になり、部材加工の手間を最小限に抑えられるそうだ。また、木と鉄を組み合わせた同社独自の梁「テクノビーム」と組み合わせることで、天井高4mでも空間を遮る柱が少ない大空間も実現可能とのことだ。
LIXILは11月19日に、ドイツのデザイン賞「German Design Award 2021」のBuilding and Elementsカテゴリにおいて、同社の「スマート宅配ポスト」がGold(最優秀賞)、「グランデル2(152型)」がWinner(優秀賞)を受賞したと発表を行った。
スマート宅配ポストは、好きなタイミングで受け取れることができ、ストレスなく発送もできるIoT宅配ボックスのこと。外観デザインはポストと宅配ボックスを一体化し、住宅との調和を図った。審査員からは「高度な技術・デザインレベルで、機能性と美観を兼ね備えており、多くのモダンな建築スタイルに適合する」との評価を受けたという。
グランデル2は、伝統的な和風の雰囲気を感じさせながらも、現代的な住宅にも合わせられるデザインに仕上げた玄関ドアのこと。審査員からは「木の温かみのある外観と金属の素材の利点を完璧に組み合わせた製品」との評価を受けた。
パナソニックから、自動でフタを閉じてから洗浄する機能を備えた全自動おそうじトイレ「アラウーノ」L150シリーズを12月2日に、S160シリーズを2021年2月22日に発売を開始する。
政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が5月4日に公表された、業種ごとの感染拡大予防ガイドラインに関する留意点では、トイレのフタを閉めてから汚物を流すよう表示することを推奨している。これを受けて、自動でフタを閉じてから洗浄する新機能「クローズ洗浄モード」を開発を行った。最上位グレードのL150シリーズと、スタンダードグレードのS160シリーズに搭載する。
このモードに設定すると、フタを開けた状態で洗浄ボタンを押しても、自動でフタを閉じてから洗浄を始める。また、トイレ洗浄と同時に自動出水する別置きの手洗い「連動水栓」を導入することで、便器やボタン、レバーなどに手を触れることなく手洗いができる。
さらにL150シリーズには、オゾン水で便器内を除菌し、「ナノイーX」で壁の付着臭を脱臭する機能を備えている。
友安製作所から、ロールアップ式の飛沫対策簡易ビニールパーテーション「どこでもシールド」の発売を開始した。
脚をスライドして支柱を立て、シートを上に引き上げるだけで簡単に設置ができる。シートには、透明度の高い厚み0.3mmのPVCアキレスビニールカーテンを使用しており、圧迫感なく対面相手の顔を見ることができる。また、置き型で軽量なため、持ち運びに便利でコンパクトに収納できる簡易パーテーションとなっている。
幅サイズは71~180cmまで1cm単位でオーダーが可能だ。セミナーや講演会のパーテーションから、テーブルやデスクの卓上パーテーションまで対応が可能で、イベントや展示会など常設しない場所での飛沫対策にも使用できるので、様々な場面で役立ちそうだ。
丈サイズは80cm・120cm・160cm・200cm。
凸版印刷は、表面に付着した特定のウイルスや菌の増殖を抑え著しく減少させることが可能な「コート紙化粧シート」を開発したと発表を行った。
コート紙表面に抗ウイルス・抗菌の性能を有する特殊コーティングを施したもので、11月9日に第3者認証機関であるSIAA(抗菌製品技術協議会)認証を取得した。同社は9月に「オレフィン製化粧シート」、10月に「塩ビ製化粧シート」が同認証を取得しており、SIAA認証された素材は今回で3種類となった。
コロナ禍で住宅や医療施設や商業施設などにおいて抗ウイルス・抗菌製品へのニーズが高まっていることから、同社は抗ウイルス・抗菌機能を付与した製品を開発した。今回、建具や家具などに使用する「コート紙化粧シート」を建装材のラインアップに追加し、11月16日から販売を開始している。
サンワカンパニーから、幅を1mm単位でオーダーできる一枚板調の壁付け棚「ピッタナ」の発売を開始した。
基材はMDF、表面はオレフィンシートで作られている。キッチン、洗面、トイレ、玄関などの壁に設置することで、シンプルな見せる収納がつくて、金具を見せずに、すっきりとした印象に仕上げることができる。
耐荷重はW450~W899が10kg、W900~W1199が15kg、W1200~W1800が20kgと高強度で、色は9色ある。