ポラスグループはこのほど、因幡電機産業株式会社、ナスタ、アイホンの3社と共同開発した自動録画機能付きの宅配ボックスを同社の分譲住宅「ママトコ三郷中央」の37棟全棟に導入したと発表。その他、浦和、与野などに建設中のポラスグループの分譲住宅139棟にも導入が決まっている。
また同社では、戸建住宅の宅配ボックスの導入がマンションほど進んでいない要因として、荷物の盗難や不審者による不要な開閉等が不安材料になっていることを挙げ、録画機能があることで防犯面での不安が払しょくできるとする。また在宅時でも子どもの世話等で手が離せない時など、特に子育て世帯に安心して利用してもらえると考える。今後、木目調などデザインの幅を広げ、戸建住宅での普及を進めたいとしている。

自動録画機能付き宅配ボックス
LIXILは5月15日、4月に始まったグループ全体の新しい中期経営計画に沿った窓分野の新しい事業戦略を発表。デザインを核にしたブランド戦略を進め、「TOSTEM(トステム)」として再スタートする。開発・生産・販売が一体となった新しい体制で商品開発を進め、生活者に選ばれる「強いブランド」を目指し、新生TOSTEMブランドの第1弾商品となる「LW(エルダブリュー)」を8月に発売を行う。
新事業戦略の1つ目のポイントは、生活者視点に立ったデザイン主導のアプローチの展開だ。新商品の「LW」は、室内側からフレームを見えなくしたすっきりとしたデザインを実現したハイエンド商品。生活者にわかりやすいデザインで、その価値を伝える。

窓ブランド「TOSTEM」復活 LW
TOTOは、バスルーム「SYNLA(シンラ)」を5年ぶりにフルモデルチェンジを行い8月1日に発売する。
「シンラ」は、同社のフラッグシップモデルとして2013年に登場し、今回は「上質で心休まる穏やかな時間をすごす」をコンセプトに掲げて、とくに「心の満足向上」にこだわり、浴槽形状や肩・腰を温める吐水・水流機能、光の演出、床洗浄などの新提案を盛り込んだ。
新機能は、カウンター下の洗浄ノズルから計12分間・約33L(標準モード)の水を散布して角質・皮脂を洗い流したうえで「きれい除菌水」をまいて床を除菌するというもの。これで床掃除が不要になるわけではないが、最後にお風呂を使った人がスイッチを押すだけで、床の清潔を長持ちさせることができる。
新建ハウジングより

TOTO モデルチェンジ
サンゲツは5月17日に、住宅の新築・リフォームで使える壁紙のコーディネートブック『2018-2020ルームスタイリング』を発刊。
近年需要が高まっている”アクセントクロス”を活かしたコーディネートプランとして「リュクスモダン」「オーガニックナチュラル」など37パターンの施工例写真と28cm角の大判見本の収録を行った。
この37パターンを「ベーシック」「ナチュラル」「ノルディック」「マテリアル」「カジュアル」の5テーマに分けて、さらにLDKや寝室など用途別に掲載することでイメージを湧きしやすくした。商品を色別に分類した「カラーパレット」により、好みの色からも選びやすい。
オンラインカタログも公開する。

サンゲツ『2018-2020ルームスタイリング』を発刊。
大建工業は6月21日に、こだわりのリフォーム・リノベーション向けへ室内に半屋外空間(インナーテラス)をつくる間仕切り「hapiaラインフレーム」などを発売する。
「hapiaラインフレーム」は、ヴィンテージ感のあるブラックのアイアン調フレームが特徴的。基材はアルミで、採光板には安全性の高い強化ガラス+飛散防止フィルムを採用。扉デザインは全面採光・格子採光の2タイプ、開閉形態は3タイプとなる。
インナーテラスは、植物を育てたり、カフェスペース、自転車のメンテナンススペースなど”特別な空間”として活用でき、通常の間仕切りにも使用可能。
新建ハウジングより

「hapiaラインフレーム」
YKKAPは5月14日、高い断熱性能を持つ樹脂窓の普及・啓蒙を推進する活動とし開催する「APWフォーラム&プレゼンテーション 2018」を開始した。今後、全国43カ所にて開催し、住宅事業者4500社8000人の動員を目指す。
近年では、ZEHが浸透しつつある住宅業界は、高性能住宅へのニーズも高まりを見せている。同社では、樹脂窓の販売構成比が5年前と比較して約3倍の2割強に上昇。スタンダード化へ向けてさらなる普及活動が必要だとし、今回のフォーラムでは「高性能な家づくり」をテーマに講演やディスカッションを実施し、情報提供を行う。
季刊誌「だん」(夏号から発刊予定)や動画「寒さ暑さのストレス解消!樹脂窓のチカラ」 による一般生活者への情報提供も開始する。
新建ハウジングより
一般社団法人環境共創イニシアチブは5月11日、2018年度の次世代省エネ建材支援事業の公募を発表した。既存住宅等の省エネルギー化を図るために、既存住宅の改修に対し、一定の省エネルギー性能を有する次世代省エネ建材の導入を支援する。また、市場の拡大と価格低減による高性能建材の自立的な普及拡大を図る。事業規模は一次公募が約3億円となっている。
新建ハウジングより
リクルート住まいカンパニーは5月11日に、住宅購入・建築、リフォームを検討している20歳から69歳の男女を対象に実施した「住宅購入・建築検討者」調査(2017年度)の結果を発表した。一戸建て派は66.2%で、同社が調査開始以来もっとも高くなった。一方、2014年以来減少が続くマンション派については、21.7%と過去最低だった。
新建ハウジングより
信州産木材を使用し、木製サッシを製造するウッドテック秋富は、FFe&Kiriと共同開発した桐製断熱サッシ「アキフフェンスター」を販売する。面材・芯材だけでなく、枠にも桐集成材を使用した製品。一般に広く流通する杉や楢は、芯材と辺材の強度が約10倍近く違うが、桐については芯材と辺材がなく強度や収縮率が同一であるため、どこを切り取っても割れにくく無駄な部分がない。これにより従来品に比べ2分の1までコストカットを実現。
サッシ表面は、外壁・サイディング用に開発されたダイフレックス製の超耐候性塗料を塗布。通常木材には使用できないが、多孔質な桐材に適しており、降雨や大気汚染、紫外線からサッシ枠を長期的に保護する。
新建ハウジングより
サンゲツは、同社オリジナルブランド「EDA(English Design Agency)」の世界観が体感できる店舗空間のコーディネートを、5月15日から「Afteroon Tea TEAROOM(東京・丸の内)」にて開始する。同コレクションは“ファブリック”と“壁紙”のコーディネーションを前提に統一テーマで商品開発をおこない、それぞれのデザインアーカイブを共有することで空間の調和を楽しめる「トータルインテリア」を提案している。同店舗は、イングランド南部に位置する美しいガーデンを彷彿とさせるアイテム、「EDA」の世界観を体感することができる。6月27日まで。
新建ハウジングより