• パナソニックから、1階天井高4mの2階建て木造建物を実現する高天井対応部材を発売へ
    2020.11.26

    パナソニック アーキスケルトンデザインから、1階の天井高が4mの2階建ての建て物を木造で実現できる高天井対応部材を、12月15日に発売を開始すると発表した。

    新たに開発した「4寸平柱」と「4寸壁パネル」、専用の接合金具「高耐力ホールダウン金具」を組み合わせることで、2階の重さを支える耐力を確保できるという。1階の天井高を倉庫や店舗向けに高くし、2階に事務所を設けるなど、これまで木造では実現が難しかった建て物が実現可能になる。

    あらかじめ組み上げられた4寸壁パネルと、厚みを4寸(12cm)に統一した4寸平柱を用いることで、耐力壁の現場組みや壁下地の施工が不要になり、部材加工の手間を最小限に抑えられるそうだ。また、木と鉄を組み合わせた同社独自の梁「テクノビーム」と組み合わせることで、天井高4mでも空間を遮る柱が少ない大空間も実現可能とのことだ。

    パナソニックから、1階天井高4mの2階建て木造建物を実現する高天井対応部材を発売へ

    パナソニックから、1階天井高4mの2階建て木造建物を実現する高天井対応部材を発売へ