LIXILは12月1日に、ビルサッシやカーテンウォールの基幹商品に新色を13年ぶりに追加して発売を開始するという。
今回新たに加わる「ダスクグレー色」は、2022年からLIXILが展開する「夕暮れから夜へ移ろう薄暮の時間帯」をコンセプトにしたわずかに青みを感じる低彩度カラーだ。独自のアルミ形材塗膜技術「テクスガード」により高い耐候性と耐食性を発揮、長期間美しい風合いを維持できる商品としている。
新建ハウジングより
菊川工業(東京都墨田区)は11月、鋳物のような質感を再現した内外装用の金属パネル「KCT06 ラフトーンメタル」の販売を開始した。
鋳物の重厚感をアルミの薄板で再現し、独自のロールエンボス加工やパンチング加工により「ドロメ」「マツナミ」「ムシクイ」などの9種類のテクスチャーと、「ブラック」「シルバー」「サンド」の6種類の仕上げを用意している。
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YKKAPは11月に、天然木のリアルな質感と木目柄を再現させた樹脂製デッキ「リウッドデッキ 200 EG 」「バルコニー用リウッドデッキ 200 EG」の発売を開始した。
硬度の高いポリプロピレンを原料とし、耐久・耐候・耐腐朽・耐水性に優れるデッキ材だという。
硬質で強度が高い広葉樹の「硬木」をモチーフに、柾目の緻密で美しい木肌を再現させた。本物のような質感にするため、表面に凹凸柄をほどこし、上からサンディングを加える独自加工でランダムな深い溝をつくり上げている商品だという。これにより、眺める角度・光の当たり方によって木目の表情が異なるとする。
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サンゲツ(名古屋市)は高意匠木目壁紙「PROGRESS WOOD(プログレスウッド)」を11月17日に発売する。
60年以上ロングセラーの木目壁紙を大幅にリニューアル。1995年に発売した粘着剤付き化粧フィルム「リアテック」リアルウッドシリーズの印刷技術をもとに開発した「グロス&マット印刷製法」をビニル壁紙に初採用した。
従来はエンボスで表現していた木の道管部分などを、グロス印刷とマット印刷を使い分けながらリアルに表現し、ビニル壁紙特有のテカリを感じさせないマットな質感が特徴という。
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TOTO(福岡県北九州市)は10月28日に、1980年6月に販売を開始した温水洗浄便座「ウォシュレット」の累計出荷台数が、8月に6000万台を突破したと発表した。(シートタイプ・ウォシュレット一体形便器、国内・海外合計)
日本では温水洗浄便座の一般世帯普及率が2021年に80%となり、住宅設備として広く普及している。商業施設や公共交通機関などのパブリックトイレにおいては、2015年から「日本を世界のショールームに」をコンセプトにウォシュレットの設置が加速していて、訪日外国人へのウォシュレット体験促進を図っている。オフィスや学校などでも採用が進み、国内のウォシュレット出荷台数は10年で約1.2倍となった。
海外では、各国に根ざした提案活動によって18の国と地域で販売。近年、より高いレベルで機能とデザインを融合させ、世界で通用する「グローバル統一モデル」として品揃えを強化しており、海外での出荷台数はこの10年で約5倍に伸長した。
初代ウォシュレット以降、トイレを清潔・快適にするため、さまざまな機能が追加されたが、海外市場では水まわり器具にデザイン性を求める傾向が強い。現在の欧州市場のトレンドである「薄型化」に対応するため、同社はウォシュレット本体の高さを低くする「湾曲ノズル」を開発。湾曲形状で2段階に伸縮するノズルは、従来品より約30%高さを抑えることができ、2019年11月から欧州市場に搭載商品を投入したところ、最上位グレードにも関わらず評価が大変高く売れ行きも好調だという。8月発売のグローバル統一モデル「ネオレストLS」にも湾曲ノズルを搭載し、デザイン性を向上。温水をつくるセラミックヒーターも約20%小型化するなど部品全体の見直しを図り、ウォシュレットの薄型化・コンパクト化を進化させている。
海外拠点では、不特定多数の顧客が使用できる宿泊施設等への納入を進め、ウォシュレットの体験の場として展開しているところだ。
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ムラモトは、国産針葉樹の「ひばデッキ」の販売を行っている。国産の針葉樹では「最強の耐久性」を誇るという能登ひばのデッキ材で、ハードウッドよりも加工がしやすく、比較的安価ということもあり、2015年の発売以来人気の商品となっている。シルバーグレーの経年美も特長的だ。
サイズは1950×120×30㎜。オプションで長尺物や根太材、土台大引材、幕板材なども取りそろえているという。
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スガツネ工業(東京都千代田区)は、スイス・Hawa Sliding Solutions社の重量扉用引戸金物の新製品「ジュニア100」を10月20日に販売開始した。
扉を開く際に生じるバネの引張り力よりもマグネットの磁力のほうが弱いことを応用した新技術の「マグネットソフトクローザー」により、引き際の操作感を軽くするソフトクロージング機能付きの引戸金物。質量100kgの扉の引き際の操作力が約2kgfで済むため、車椅子でも開閉がしやすい。高品質ベアリングローラーにより開閉時の走行音を抑え、バネがないため引き込み始めのカチっという音が出なくなっている。
閉めるときも開けるときもゆっくり動く「両側ソフトクローザー仕様」と、どちらかがゆっくり動く「片側ソフトクローザー仕様」をラインアップ。適応扉は、木製、100kg以下、厚35mm以上。
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カツデンアーキテックは10月に、カーポートとガレージの両機能を備えたという切妻デザインの商品「CARKUREGA(カクレガ)」を発売するという。
「カーポート以上、ガレージ未満」をコンセプトに、「スチール製カーハウス」という新ジャンルを提案した。これまでのカーポートにはあまり見られなかった切妻屋根とし、ポリスチレンフォームで断熱することで夏場の日射熱侵入を抑制する。駐車だけでなく、車の手入れやBBQなどを楽しむサードプレイスとしても使用可能だ。
スチール素材にこだわり、構造体の柱・桁には耐食・耐サビ性に優れたメッキ鋼板を採用。粉体塗装をほどこすことで、均一で滑らかな仕上がりと高い硬度・耐久性を実現させた。複雑なジョイント部の溶接跡も目立たないよう配慮している商品だという。
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永大産業は10月24日に、踏板をシンプルな単色に仕上げた室内階段「ユニカラーセレクション」を発売するという。
多様なインテリアニーズに応える計8柄をラインアップした。トレンドであるグレー系のニュートラルカラー4柄(ブルーグレー、モカベージュ、バニラ、スモーキーグリーン)のほか、カーキ系(マスカット)、ネイビー系(ディープシーブルー)、ピンク系(サクラ)、イエロー系(マスタード)とアクセントになる色柄も用意している。
標準プレカットと正寸プレカットに対応し、SS型(直14段上り切り)が税別25万6600円。
同柄の「ユニカラーセレクション蹴込み板」も発売。こちらは、他の階段シリーズと組み合わせて使用可能。
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LIXIL(東京都江東区)は、アルミ押出形材によるシンプルかつ機能的なリビング階段シリーズに「KB 直線階段」と「KB 吹抜け用手すり」を追加して11月1日に発売を予定している。
「KB 直線階段」は、落ち着いた光沢の桁、スリムな支柱など、細部までこだわったというアルミ製のリビング階段。「KB 吹抜け用手すり」は、KB 直線階段採用時に吹き抜け部がある場合に使うことで、統一感のある仕上がりになる。
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