LIXILは9月3日に、インテリア事業を包括する新ブランド「Interio(インテリオ)」を立ち上げるという。
「LIXILと聞いても商品を想起しにくい」「商品名が多すぎる」など、事業分野とその商材がエンドユーザーに十分に認知されていない現状があるという。そこで同社は、指名買いされるPULLブランドになるべく、窓・ドアは「TOSTEM」、トイレ・洗面・水栓金具・タイルは「INAX」といったようにリブランディングを進めており、今回はインテリア建材のカテゴリブランドとして「Interio」を新たにつくり立上げを行うという。
今秋以降は、たとえば、建具の「ラシッサ」シリーズや床材の「ハーモニアス」シリーズなども「Interio」ブランドの1商品という位置付けとなる。
9月3日には、同ブランドからの新商品として、シンプルな建具「Raffis(ラフィス)」、スタイリッシュな壁付け手すり3機種の発売を行うという。
新建ハウジングより
LIXILから、インテリア事業の新ブランド「Interio」を立ち上げへ
LIXILは7月31日に、一部の住宅用建材・設備機器のメーカー希望小売価格を、10月1日受注分より順次改定すると発表を行った。値上げ率は2~20%程度だという。
原材料ならびに燃料価格の高騰により、生産性の向上や合理化によるコストダウン・諸経費の削減といった自社努力では、製品原価上昇の抑制が困難となったためだとしている。
新建ハウジングより
LIXILは、住宅用建材・設備を一部値上げを行う
大建工業は、木質フローリングの製造・販売に関して「合法伐採木材等の流通及び利用の促進に関する法律(通称クリーンウッド法)」における「第二種登録木材関連事業者」の登録を8月1日に完了したことを発表した。グループ会社である、セトウチ化工、ダイフィット、ダイウッドの3社も、6月に同登録を完了しているという。
クリーンウッド法は、民間取引における合法伐採木材の利用促進のため、木材関連事業者が取り組むべき措置について定めたものである。今回の登録により、同社およびグループ会社3社の合板・フローリング等が、クリーンウッド法の対象品となった。
同社グループは、環境負荷低減を目指した「資源の持続的な利用につながる木材・木材製品の調達」を推進しており、法令に適合し、適切に管理された森林から産出された木材やリサイクル材の利用に取り組んでいる。
新建ハウジングより
大建工業は、クリーンウッド法「第二種登録木材関連事業者」登録へ
BASF INOACポリウレタンは、ゼロエネルギー住宅(ZEH)対応の現場発泡ウレタンフォーム断熱材「フォームライトSL-50α」の販売を行う。従来品の特長はそのままに、より高いレベルでの住まいの低燃費化や快適性をうたっている。
同製品は、熱伝導率0.026(W/m・K)以下の高い性能を備え、発泡後の密度は従来品の約2倍となる。断熱性能は35%向上し、2020年の省エネ基準適合義務化やZEHにも有効である。断熱性能が向上したことで厚みも30%低減。寒冷地でも標準的な壁厚に収めることが可能となる。
新建ハウジングより
ZEHに対応。現場発泡ウレタンフォーム断熱材「フォームライトSL-50α」
住宅金融支援機構が8月1日発表行った、各金融機関の長期固定金利住宅ローン「フラット35」の8月分の金利では、主力の融資率9割以下・借入期間21年以上の場合で、年1.34%~年2.07%だった。最低金利の1.34%は前月並みだったという。
新建ハウジングより
8月のフラット35の金利は、前月並み
LIXILは、省エネ計算が簡単にできる無料の「水道光熱費シミュレーション」ツールに、外皮性能の詳細計算ができる機能の追加を行った。
新機能により、断熱材や開口部商品を選択して数量などを入力するだけで、外皮性能や一次エネルギー消費量を、より詳細に計算できるようになっているという。ユーザー向けの提案書や外皮性能計算書、一次エネルギー計算書も出力できる。同ツールでは、以前まで外皮性能は簡易計算しかできなかった。
LIXILは、無料の光熱費シミュレーションの省エネ計算機能を強化した
YKKAPは、断熱性・防露性に優れた「樹脂」のメリットにより、心地よい暮らしを実現するあたらしいアルミ樹脂複合窓「エピソードNEO」を販売を行う。
同製品は、窓の室内側に断熱性・防露性の高い樹脂を採用し、冷暖房エネルギーの大幅な削減と、結露の抑制による健やかな室内環境を実現する。熱貫流率は2.33W/(m2・K)。引き違い窓の下枠は、雨などの水もスムーズに排水される水密性の高い構造となっているという。
ラインナップは、引き違い窓が5種類、プロジェクト窓・他が13種類、勝手口が1種類。カラーバリエーションは外観カラー×内観カラーの組み合わせにより23パターンを用意している。
YKKAPから新しいアルミ樹脂複合窓「エピソードNEO」
YKKAPは7月25日に、北海道限定の住宅用樹脂窓「プラマードH」を発売した。
「プラマード」シリーズは1982年に発売し、1997年にスリムなフレームの「プラマードⅢ」になってからも約20年間支持を得てきた樹脂窓である。今回「プラマードH」としてリニューアルを行った。
同社によれば、本州より住宅の性能向上が進んでいる北海道でも、高性能トリプルガラス樹脂窓の普及率は約21%で、Low-E複層ガラス樹脂窓がスタンダードだという。そこで、大きなボリュームを占めるLow-E複層ガラス樹脂窓の性能を上げることが道内の住宅全体の暖房効率の向上につながるとし、リニューアルに至ったという。
新しい「プラマードH」は、フレームの補強材の材質を変えたことにより断熱性能を2%向上し、熱貫流率は1.34W/m2・K)。ガラスの性能も高め、Low-E複層ガラスニュートラル色については日射取得率はそのままに断熱性能を8%向上した(Ug値1.2、η値0.62)。
さらに、耐風圧性能もS-2からS-3に上げ、3階建て住宅にも対応可能となっている。
新建ハウジングより
YKKAPから、北海道限定のLow-E複層ガラス樹脂窓を発売
旭トステムは11月から窯業系外装材「AT-WALL」の最上位シリーズ「ガーディナル」を塗膜30年保証品へと切り替えを行う。
表面にほどこすセルフクリーニング機能付き塗料「セルフッ素コート・EXE」(塗膜20年保証)を2018年11月出荷分から「セルフッ素コート・EXE30」に切り替えを行い、業界最長という塗膜30年保証に対応するという。
また、これに合わせて、商品の1部をリニューアルするという。新色として、縦長の石積柄「クルトガVZ」にはシックな「ペールブラックF」を追加し、自然な岩肌柄の「グストVZ」には温かみのある色合いの「グストオレンジF」を追加して11月1日に発売する。
15mm厚品の「ニューグレイスタイルVZ」「ルミナードVZ」「モザイクストーンVZ」は18mm厚品として生まれ変わる。
新建ハウジングより
旭トステムは、「AT-WALLガーディナル」が塗膜30年保証へ
カツデンアーキテックから8月に、異形丸鋼を使った立体トラス階段「DEROUS(デラス)」を発売を行う。
商品名は、異形丸鋼(Deformed Round Steel)の略であり、同社では初採用の材質である。無骨な素材感をそのまま活かすことで、どこか古めかしい、シンプルさを感じさせる階段になっている。
手すりバリエーションは、プレーン、ワイヤー、縦格子、ガラスDPG。段板バリエーションは、木製、パンチング、床材用。
新建ハウジングより
カツデンアーキテックから、無骨デザインの立体トラス階段を8月に発売予定!