大建工業は、土足対応フローリングとしては国内トップクラスの防音性能を備えた宿泊施設向け床材「コミュニケーションタフ防音DW4」の発売を開始した。
基材の合板に防音性能を高める裏溝加工をほどこし、床材裏面に不織布防音材料を使うことにより、カーペットと同等の厚さ16.5mmで軽量床衝撃音低減性能4等級(⊿LL‐4)を実現させた。スラブ層に直張りすることにより天井高が確保でき、カーペットと貼り分ける際も段差なく仕上げることが可能である。
また、表面の天然木単板には独自のWPC加工(木材の空隙にプラスチックを充填)をほどこしてあるため、キズやへこみ、水がかりに強く、耐久性にすぐれている。
新建ハウジングより
サンゲツは、10月1日からの受注分より壁紙・床材・カーテンの取引価格を改定するという。値上げ幅は15%~20%ほど。
原材料である塩ビ樹脂や可塑剤などの原価が高騰しているほか、物流関連コストなども上昇を続けており、自社内の取り組みでコスト増加分を吸収することが困難となったためである。今後、商品の安定供給と物流サービスレベルの維持向上につとめていくという。
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日本ペイントは、建築・鋼構造物向けの塗料3商品の発売を行った。
戸建て向けとしては、高意匠サイディングボード用のセラミック系外壁保護剤「ピュアライドUVプロテクトクリヤー つや消し」をラインアップし、アクリルシリコン樹脂による高耐候性と、雨で汚れを洗い流す親水性塗膜により、サイディングボードの美観を落ち着いたつや消し仕上げで長期間維持する。
このほかにも、内外の鉄部・木製付帯部の上塗りに適した「ニッペHi-CRデラックスエコⅡ」、鋼構造物の防食下地剤「ニッペジンキー1000GU」の発売も行った。
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東リは7月24日に、新築からリフォームまで住宅全般に使える汎用価格帯の壁紙シリーズ「東リウォール『VS2018-2020』」の発売を開始する。
65点を収録し、うち25点は新柄。2028年までの継続品を4点、2022年までの継続品を6点収録することで、将来のメンテナンスに対応することが可能。
また、下地追随性に優れた「ストレッチタイプ」、運搬時や天井施工などの負担を軽減する「軽量タイプ」、汚れ・キズがつきにくい「撥水コートタイプ」などをそろえた。
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三和シャッターは、アルミフラットガレージドア「威風動々」に木目調4色の追加を行った。
追加したのは、ウォルナット寄木調の「オーシャンナット」、チーク柾目調の「スイングナット」、メープル柾目調の「シャトーメープル」、メープルをモチーフに明るい色味の「ソフトメープル」の4色。従来からあるステンカラーやシルバーなどと合わせ、これで7色のカラーバリエーションと豊富になった。
標準タイプと防火タイプを用意している。
永大産業は8月6日に、銘木のよさを生かしたフローリングブランド「銘樹」から、施工時間を大幅に短縮する「銘樹ヘリンボーン」を発売するという。
ヘリンボーン張りは一般的に、独特の高級感やデザイン性を表現できる一方で、施工に時間・コストがかかるという課題が存在した。
新商品は、4ピースを雁行に並べて、合板で裏打ちすることによって、1ピースずつ張るのに比べて施工時間を約4分の1に短縮が可能に。表面には約2mmの挽き板を使って重厚感を出している。床暖房にも対応している。
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パナソニックエコソリューションズ社は、内装ドア「VERITIS(ベリティス)」シリーズに、新消費者層と言われる20代前半~30代後半の特に若い女性をターゲットとした新商品「VERITIS CRAFT LABEL(クラフトレーベル)」を追加し、7月20日より販売を開始する。
VERITISシリーズはこれまで、高価格帯の「VERITIS+plus(ベリティス プラス)」と普及品の「VERITIS」の2つのゾーンで展開してきた。今回、クラフトレーベルを投入することで、両シリーズの中間に当たる20代前半~30代後半のこれから家を建てる、または中古住宅を買ってリノベーションする「新消費者層」に向けた商品展開が可能になった。
最大の特徴は、市販の塗料で好みの色に塗れること。模様替えの気分で違う色を重ねることも、エイジング加工を施すことも可能。特殊なシート張りで、またドアの内部に鉄芯などの補強材を入れることで、塗っても反ったり割れたりしないドアを実現した。
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一般社団法人環境共創イニシアチブは6月22日に、2018年度「高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業(断熱リノベ)」一次公募で戸建て住宅分の交付申請の受け付けを前倒して締め切った。当初は6月29日17時が申請期限だったが、同月22日までの到着分118件をもって受付終了したという。
「断熱リノベ」事業は、一定の省エネ効果(15%以上)が見込まれる高性能建材(断熱材、ガラス、窓)を用いた住宅の断熱リフォーム事業を支援するものである。補助率は補助対象費用の3分の1以内、上限は1戸あたり120万円。一次公募の事業規模は「戸建住宅」で8000万円。
「戸建住宅」の二次公募は7月17日〜8月10日に実施予定している。また、一次公募の「集合住宅(個別)」については、引き続き受付を行っている。
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矢野経済研究所では6月21日に、既存住宅インスペクション(住宅診断・検査)市場の調査結果の発表を行った。2017年度の既存住宅インスペクションの市場規模は、件数ベースで5万2500件を見込み、2018年度は6万1400件になると予測している。
2018年4月より改正宅地建物取引業法が施行され、建物状況調査の告知・斡旋が義務化されたことから、インスペクションの認知向上と需要の増加が期待されており、市場は拡大すると考えられている。
「売り主主体」のインスペクションでは、不動産事業者がサービスの一環としておこなうなど活用を積極化させており、インスペクション事業者の取扱案件も増加傾向にある。
一般消費者が主要顧客である「買い主主体」のインスペクションでは、中古住宅への品質意識の高まりから、件数ベースで年率10%程度の成長率で推移。インスペクター確保の問題から、一部需要に応えられないながらも多くの事業者が診断・検査業務を進めており、今後も同水準の成長を維持していくと予測されている。
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クリナプでは、梅雨時の浴室のカビ対策としてシステムバスルーム「アクリアバス」の提案を行っている。
「アクリアバス」は、2004年から販売している。
目地には、カビの根が入り込みにくい素材の「クリンパッキン」を標準装備。汚れやすいドアの換気口は、取り外して丸洗いすることができる。また、水切れがよく、汚れが残りにくい床「足ピタフロア」により、入浴後・掃除後の床のから拭きを不要にするという。
ステンレスキッチンを手がける同社ならではのアイテムとして、親水性のセラミックコーティングをほどこしたステンレスヘアキャッチャー、手が届きにくい場所を清潔に保つステンレス天井(オプション)を用意している。
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